サンチャゴ

恵比寿のBar Houdiniにて、

彼は言う。「ギターもっと練習しなきゃ。」
彼は言う。「俺、バーボン・ロックで。」
彼は言う。「バッキングのギターのリズムがやっぱ大事なんですよ。」
彼は言う。「俺、バーボン・ロックで。」
彼は言う。「歌詞書くのって難しいですよね。」
彼は言う。「俺、バーボン・ロックでぇ。」
彼は言う。「最近、やっと歌い方のコツが掴めてきたんスよ。」
彼は言う。「俺ぇ、バーボン・ロックでぇー。」
彼は言う。「アレ?電車まだあるっけ!?」
彼は言う。「おでぇ、ばぁびょんのぉろっくでぇ〜〜〜。」
彼は言う。「ね〜ね〜、電話番号教えてよ〜。」
彼は言う。「う。なんか、気持ち悪くなってきた。。。」

いい加減、酒の適量をわきまえて欲しい30歳。
ただ、そんな彼の歌は常に等身大で、切ないけど温かい。